じゃぽにか feat. ピカチュー a.k.a. 渡邊洵
渡邉洵
現在多摩美術大学油画3年。主に映像作品を作っています。
原発ジプシーという人々を知っているでしょうか。かつて、出稼ぎのために原発に来て働く方々がいたのです。彼らは「空いたビールビンに息を吹き入れる」という行為を酒の席で行うことで、 自分の身体の被ばく量を測っていました。ビンに息を吹き入れると笛のように音が鳴ります。その音が鳴るならまだ大丈夫。でも、もし音が鳴らなかったら、被ばく量が危ないということだそうです。これはただの迷信なのでしょうか。しかし僕は、原発ジプシーの方々がそれぞれに不安を抱えてビンを吹くことで、その音が音楽になっていく様子を想像したのです。その音楽は、ブルースがかつて黒人奴隷から生まれたように、文化として成立していたかもしれません。ありえたかもしれないその原発ジプシーたちのブルースを聴きたい。否、奏でられるべき音楽なのかもしれません。 僕は、その音楽をライブという形式で展示したいと考えています。
イベント
参加者 : 岸野雄一、珍盤亭娯楽師匠、のらぼん、磯崎道佳、神田錦町三丁目第一町会、一八エリア振興会、カッパ師匠(遠藤一郎)とカッパ族、池田晶紀 × フィンランドサウナクラブ (FSC)、大橋裕之、最後の手段、じゃぽにか feat. ピカチュー a.k.a. 渡邊洵、BO-JW.、ケケノコ族、愉嗚呼社、藤村祥馬、奥平聡、関優花、AIR 3331、小宮麻吏奈、東京文化創造都市計画、BOOK・ON、ひみつ屋、HEAD研究会リノベーションTF、こども似顔絵、GALLERY BREW、ファンシーグラフィック、ばあちゃん農場オーガビラ、EKOKNITS、TOKYO ENTROPY THEATRE 架空畳(かくうじょう)、鈴木マンゴスチン、アート☆テロリズム、近藤治夫/氏家厚文/金井隆之、このよのはる
日程 : 10月28日 (土)
時間 : 14:00 – 20:00
場所 : 五十通りエリア、TAT STATION [MAP]
入場料 : 無料
※荒天中止、雨天決行